先日若い獣医師、学生諸氏と話をしていた時に、仕事とは、働くとはどういうことか考える機会がありました。

以前にある人からこんな訓話をいただいたことを思い出しました。

仕事とは、たとえ苦痛であってもしなければならないことだからする 神の与えた試練である。人間として果たさなければならない社会的責任義務である。身勝手な自分や利己的な欲望を抑制して、事の成就に仕える。それが仕事である。そしてそれをやりとげた時こそ、人としてかけがえない自己実現を得ることが出来るものである』
もともとはフランス語で仕事=LE TRAVAILは、拷問の道具のことを指すa torture「拷問」から来ているらしい。

…仕事とは拷問なんだな。

西欧でもヘーゲル、ウェーバーなど労働を高く評価する人はいるということだが、一般的にキリスト教文化の中では労働=刑罰を意味するという。

その辺は詳しくないが…。

楽しいことばかりが連続する仕事はあるはずはない。

新卒の獣医師諸君はそろそろ仕事始めから2ヶ月が経過してちょっと疲れが出てきている頃か。

時間だけは皆に共通に流れていく。この2ヶ月でどんな成長ができただろうか。

なにを学び、どう成長をし、自分の人生をどう具現化していくのか?将来なにを成し遂げるのか?いろいろと考えなければいけない時もあると思う。

仕事の喜び満足感は 誠実に全力を尽くしたというプライドと達成感・充足感から生まれるものであると思う。

臨床をやっているとなかなか満足を得る機会はないかもしれない。会心の一撃などホントにあるのかどうか。

毎日必死で頑張っても、仕事の成果を得ることができるのはせいぜい2か月に1回くらいかもしれない。

それでも安易に「疲弊した」などと言わずに実直に仕事に取り組み、最高の仕事を成し遂げた時に思わず「よし!やったぜ」と言える瞬間があればよいのではないか。まさにGood Job!だ

2か月に1回の最高の満足。

それを味わうことが出来るのであれば、これ以上の自己実現はないのではないかと思う。

それが本当の仕事の喜びであり満足ではないか。

そのために仕事とは何かを自分で考え知る必要があるのではないかと思う。

大人になるとだれも褒めてくれないぞ。

いい時があったら自分ご褒美だ。これも大事な満足だな。

みんないい仕事しよう!

 

ゾウの足あと
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